2004年 04月 01日

テコンドーの岡本選手、五輪に出場できない危機!

テコンドーのシドニーオリンピック銅メダリストの岡本依子選手。
2月の五輪アジア予選で2位になり、オリンピック出場権を得ているのに、アテネオリンピックに出場できなくなる危機に見舞われています。

これは、国際オリンピック委員会(IOC)の規約で、同一競技の統括団体は、一つの国に一つだけと決められているのに、テコンドーの国内統括団体が分裂しているため。
日本オリンピック委員会(JOC)が、3月31日までに団体を統一しないと選手派遣を見送るとしていたのに、何ら結論は出ませんでした。

あんまり報道されていないけれど、これ個人的な確執が発端らしいですね。
もともと統括団体としてあったのが、日本テコンドー連盟
ここの理事長になったのが、スポーツ紙のナイタイのオーナー。
で、この人に連盟会長として送りこまれたのが、ナイタイの社長。
ところが、この二人が社内で仲が悪くなる。
そのため、日本テコンドー連盟も理事長派と会長派に分裂。
会長派は、連盟を飛び出して日本テコンドー連合を設立。
これじゃあいけないということで、去年統一させるための団体として、自民党の衛藤代議士を会長にした全日本テコンドー協会を作ったんだけど、理事長派しか参加せず、会長派は日本テコンドー連合のまま。
こんな感じで、現在にいたるというわけ。

この分裂劇で、2年前にはアジア大会に選手が派遣されなかったということが、既におきていて、このままでは岡本選手はオリンピックに派遣されない可能性が大。
しかし、オリンピックを犠牲にしてまで仲直りできないって、そうとう根が深いんですね。
両団体とも、統一は絶対無理ということでは、一致しているらしいです。

関係者は何のための団体なのか、わかっていないのでしょうか。
競技をしている選手のために存在している団体でしょう?
その基本の部分がわかっていれば、選手を犠牲にすることはないだろうに。

岡本選手が出場できるためには、9割くらいの選手が登録している全日本テコンドー協会だけをJOCが統括団体として認めるか、両団体とも解散させて統括団体不存在として個人資格で参加するしかないようです。
岡本選手は、出場すればメダルが十分期待できる有力選手です。
JOCの英断を期待したいところです。
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by starbucks2 | 2004-04-01 02:58 | ニュース


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